のらねこ
ジャカジャカジャカッダンダダダ…♪
クラブに入り、DJのリクにハグをして仲間にウィンクをしてカウンターに座った。
『そうじゃん!昨日泊めてもらおうと思ったのに〜〜〜!!!』
「あーごめんね、てか昨日家帰ってないし。」
『え?野宿?』
このバカな女はミカ。
私のクラブともだち。
てか、野宿するわけないでしょ。
「なんか、酔ってさ〜……」
『泊まったのねー。で?いくら?』
………こいつは。
いつも勘が鋭くて楽だ。
酔ってさ〜、ってゆうだけで売春したことが分かるのはミカだけだろう。
でもそれはミカも売春してるからでもある。
「で、なんか逃がしたって感じ。」
『は?なにそれ』
「現なま、100万おいてった…。」