モノポライズ!
「ここが美月ちゃんの部屋だよ」
優也さんに案内されたのは、2階の右端にあるお部屋。
後ろから、恭也さんと輝くんも、きゃっきゃっと言わんばかりについてきてる。
部屋は、私の前の家で使ってたのよりだいぶ広いしっ!!
ご丁寧に、家具とかも取り揃えてありましてっ。
やっぱりお金持ちじゃないですかああああああ!!
どーりで、キャリーバック1つで引っ越せたわけだ。
「綺麗な部屋ですね~!しかも広い!!」
「喜んでもらえて良かった♪あ、ちなみに隣は隼人の部屋なんだけども……」
うぐっ。
まじなんですか。
微妙~に居心地悪いですよね、ソレ。
いや、別に嫌われてるわけじゃないって!!挨拶されずに、睨まれただけだもんね!!!
大丈夫大丈夫。