モノポライズ!



「ねねっ、美月って料理できんのー??」


おっと、輝くん!!
いきなり呼び捨てですかあああああ!!!
ドキッとしてしまったやろおおおおおお!!!!


って、そうそう。
質問に答えないと、ですねっ。


「一応できるよ~でも、それがどしたの?」


「まじ!?良かったあ~!!俺らまともに料理できないからさ、美月が居てくれてまじ助かる!!!」


んん?
ご飯を作るのを任されたとゆうことかな??


「……と、ゆうわけなんだけど、美月ちゃんに、ご飯作るのは頼んでいいかな??」


やっぱりそうか!!!
輝くんとは違い、恭也さんは、控えめに聞いてきた。



へっへへー。
前の家では、毎日お母さんのお手伝いしてたもんねっ。

料理ならドーンと任せてください!!


「全然大丈夫ですっ!住まわせてもらってるんだし、それくらい全然しちゃいますよっ!!」


「やったー!!!これから毎日美月の料理が食えるなんて、俺超楽しみっ!」


ぐはっ。

そんな可愛い笑顔で、そんなこと言われましてもっ!!!

不覚にも、ズッキューンっとね、きてしまいましたよっ!!


輝くん、あれだ。
魔性の男ってやつだ!!!




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