君とキセキの恋をしよう。

仕事?!

「ん、・・・ん?」


何か、足のところらへんが重い。


そして、ここは-----、


あぁ、そっか。寮だった。


ていうか、なんだろ。


この足に感じる重み。


・・・・・・。


嫌な予感がする。


恐る恐る、足元に目を向けてみると。


「おっはよー、凛花。」


足元にいたのは、千晴だった。


「おはようございまず。どいてください。」


私寝起きなんですけどー、


「うゎ、凛花冷たい。って、なんで敬語?」


「深い意味はないですけど。」


「・・・・そう」


何、その間。




なんとか、千晴にどいてもらって部屋を出てもらった。


ていうか、今更だけど何で勝手に入ってるの?


制服に着替えて自分の部屋を出ると、


ドアの前に千晴が立っていた。


「何か用ですか?」


「ううん、何にも。でも、凛花どこ行くの?」


「別に、顔を洗いに行こうかな、と思ってますけど。」


「どこが、洗面所かわかるの?」


・・・・あ。


そうだった、この家広いんだ。


冷静に考えれば自分はどこに行くつもりだったんだろう。
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