君とキセキの恋をしよう。

イ、イケメン!?

「なんだ、この豪邸・・・。」


「凛花ちゃん!はやくぅ~!」


おじさんに連れてこられたのは、すっごい大きな家だった。


私が住んでたマンションも大きい方だったけど、


それよりも遙かに大きい。


どんだけよ。


まぁ、お父さんのお兄ちゃんな訳だし。当然か。


私はこの大きな豪邸の中に足を踏み入れた。



この先にあるものを知らずに・・・。




「外もすごかったけど中もすごいですね。」


「ん~?そう?」


うん、すごいので。


「あ、ちょっとここで待ってて!」


「はい。」


おじさんは私を応接間みたいな部屋に案内すると部屋の外に消えていった。


それにしても、この部屋ひとつでも」すんごく広い。


廊下はまだまだ奥まであったし、いったいいくつ部屋があるんだろう?


そんなことを思って、部屋を見渡していると、


「ねぇ、光彦さん。何のよう・・・」


へぇ、おじさん光彦って名前なんだぁ。


「な、な、なんだお前!ってか、なんで女がここにいんだよーっ!!」


ここにって言われても・・・ここにいろって言われたし。


部屋に入ってきた男の子は私を見るなり、部屋を飛び出していった。


男の子・・・。男。・・・おとこ?!


えーーーーー!


「な、なんで男がここにいるのよーーっ!!」


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