プリズム


微笑みが日だまりみたいでなんだか凄く…やさしくて、なんだか少しドキッとしてしまった。


「…っ、はい」


窓から穏やかな風が流れ込んでくる。……凄く幸せな気持ちになってる。


「本は好きなんだろ?」

「う、うん!」

「なら安心。仕事だけど」


早速本題に入った渡さんはあたしの目を見て言った。


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