プリズム



「どうしたんですか」

「久しぶりに近くに来たから。アレ?委員長は?」


そのことに触れられたらもう…相談するしかなくて、委員長に抱きついた。


「莉桜?」

「聞いて…くれますか…?」


黙って頷いてくれた委員長さんにわたしは今までのことを話した。


好きになったってこと。最近なんだか避けられてること。

全部。


話終えると委員長さんは頭を撫でながら言ってくれた。

「莉桜…莉桜らしくないね」


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