チョコとトマト標識
+++
生徒会…生徒会…。
その言葉だけが、私の頭の中でぐるぐるとループする。
「そうだよ、生徒会に行けば…!」
がたん、と机から顔を上げた。
顔を上げるなり、目の前には先生と思しき人物が、私の頭の上で怪訝な顔をしてこちらをじろりと睨む。
「なんだ米宮、生徒会に入りたいのか?」
今まで居眠りしていた為に、頭の上から降ってくるのはとてつもなく不機嫌な声。
あ、やべ。声に出ちゃってた。
と思うのも時すでに遅く。
「米宮はまず先に自分の成績の心配しろよ」
がた、と重くて分厚い教科書で軽く頭を叩かれた。
「…すいませんでした」
――――――…
生徒会…生徒会…。
その言葉だけが、私の頭の中でぐるぐるとループする。
「そうだよ、生徒会に行けば…!」
がたん、と机から顔を上げた。
顔を上げるなり、目の前には先生と思しき人物が、私の頭の上で怪訝な顔をしてこちらをじろりと睨む。
「なんだ米宮、生徒会に入りたいのか?」
今まで居眠りしていた為に、頭の上から降ってくるのはとてつもなく不機嫌な声。
あ、やべ。声に出ちゃってた。
と思うのも時すでに遅く。
「米宮はまず先に自分の成績の心配しろよ」
がた、と重くて分厚い教科書で軽く頭を叩かれた。
「…すいませんでした」
――――――…