大キライなあいつ

あたしは日頃の不満をすべてぶつけた



でも翔平は少しの間黙っていた




「…………なんか言ってよ…」

沈黙に耐えれずあたしから沈黙を破った









「…じゃん」

「え…?」




「嫌いな訳ねぇじゃん!!


なんでオレが梨乃を嫌いになんなきゃなんねぇんだよ!!!!

たしかにオレのこと嫌いかもしんねぇけど…





なんで…
オレが毎日お前にお菓子ねだってたと思ってんだよ!」



「え……」


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