◆王子様とお姫様の甘い一時◆
「綺麗・・・」
キラキラと水面が月に照らされて言葉の通りとても綺麗だ。
「ほんとうに」
蒼空王子も湖を見つめていた。
ほんとうに蒼空王子はかっこいい・・・
いつもこの横顔に見とれてしまう。
「イチゴ姫?どうかしましたか?」
ハッ!またやってしまった
「いえッ・・・」
蒼空王子がふふと笑う、
笑われてしまった・・・
顔を隠しながら下を向いていると
「イチゴ姫。」
「はぃ?」
名前を呼ばれ顔を上げる。