林檎フレーバー

とは言ったものの離してくれる気配は無い。

寧ろ近くの路地裏に連れ込もうとする。

流石にやばいと抵抗するが適う筈も無くズルズルと引きずられていく。

と、偶々足が男のうちの1人の急所にクリーンヒットしてしまった。

「ッ!!」

「てめぇ!!
ちょっと可愛いからってナメた真似しやがって!」

やられる!

振り上げられた手にとっさに目をつぶった。
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