甘味な関係
初体験
「…ん?…陸…ど…したの?」
ゆっくり目を開けて呟いた、
目の前には陸の顔がある
髪はまだ半乾きで
すごく色っぽい、
あたしは陸の顔が
近づいてきたのを感じ
ゆっくり目を瞑った。
陸の暖かい手が
あたしの腰にまわる
あたしは当たり前のように
陸の首に手を絡め、
キスを受け入れる
いつもなら触れるだけなのに
陸はあたしの唇を舌でなぞり
口の中にヤらしく入ってきた。
胸の高鳴りを抑えながら
あたしも舌を絡ませる。
--ピチャ…-フチュ…
舌の絡まる音は
耳を塞ぎたくなるくらい
ヤらしくて
部屋が暗いのが
幸いだなと思いながら
絡み合った
舌をゆっくり離した。