一つの純愛story
----キーンコーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン
結局全く授業が頭に入らないまま終わってしまった……
急に白鳥くんへの申し訳なさが生まれてきた。
「れいら~!!」
「ギャっ」
いきなり誰かに抱きつかれたから、変な声が…orz
「ぎゃははー 変な声でてんのー(笑)」
抱きついてきたのは瑠花だった。
「なんだー…瑠花かよ! 驚かせないでよね…」
「ええぇ…ボーっとしてるれいらが悪いんだよ~」
笑顔でケラケラ笑ってる瑠花をみていたら心の重りが軽くなった気がした。
「あ! 瑛太にあれ渡せた?」
瑠花の顔つきが急に真剣な顔つきに変わった
「うん、渡しておいたよ」
「そっかー!れいらありがとー」
笑顔に戻った瑠花は私に抱きついてきた
「色々とありがとね! れいらだいすきー」
「はいはい、うちよりも涼のほうが好きなくせに…」
私が冗談のつもりでいったら…
瑠花の顔は真っ赤だった
「照れてやんのー」
「てっててて照れてなんかないよ!!!」
そのときはこの後何が起こるかなんて思っていなかった…