双子ちゃんの秘密
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「…里、朱里、」
うぅ〜、
『あ゛っ、』
「目が覚めた?ここは保健室よ」
「大丈夫?裏庭で倒れてたのよ、」
そうだっ、美結を見つけたと思ったら…、
消えて…
誰かに殴られた!?
なわけないよね、
『ごめんね心配かけて、貧血かな…』
「本当に?」
『うん』
本当のことは確かじゃなきゃ、話せないしね
「分かった、」
ガラッ、
「「朱里っ、」」
莉音、詩音、心配してくれたんだね…
「大丈夫か、」
『うん』
「何があったんだ、」
『なにもないよ』
「そうか、」
「光里、ちょっと廊下で話せるか?」
光里に話?私には秘密なの…?
「いいよ、じゃ、詩音ちょっと朱里よろしく」
「まかせろ」