双子ちゃんの秘密

*****







「…里、朱里、」





うぅ〜、









『あ゛っ、』




「目が覚めた?ここは保健室よ」








「大丈夫?裏庭で倒れてたのよ、」







そうだっ、美結を見つけたと思ったら…、








消えて…





誰かに殴られた!?







なわけないよね、



『ごめんね心配かけて、貧血かな…』







「本当に?」








『うん』







本当のことは確かじゃなきゃ、話せないしね









「分かった、」









ガラッ、






「「朱里っ、」」







莉音、詩音、心配してくれたんだね…









「大丈夫か、」







『うん』








「何があったんだ、」








『なにもないよ』









「そうか、」








「光里、ちょっと廊下で話せるか?」






光里に話?私には秘密なの…?









「いいよ、じゃ、詩音ちょっと朱里よろしく」








「まかせろ」






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