守られし寵妃

仁に案内されながら来た食堂はデカい!!!

食堂って言葉が似合わないよ!!



ザ・高級レストランって感じ。



「美麗さん、何食います?」

「うーん。サラダ。」



メニューを見ながら決める。 
 



「あとは?」

「それだけで十分」



ご飯とか食べない方なんだよね。
だから、いつも食べない日が多いんだよね~。




「それだけっすか!?あ、ダイエットすか?」

「・・・・・・」




ダイエットだと!
仁。お前はそんなにあたしが太ってるって言いたいのか!?

この野郎!!


少しだけ殺気を出してみる。
仁に的を絞って。


「美麗さんならダイエット必要ないんじゃないんですか?・・・ッゾク。」



だから、ダイエットだって決めつけるなよ!

ほら、殺気にゾクってしてるじゃん!
顔だって青ざめてる。

あたしの可愛い仕返し♪



「すいませーん。サラダ1つお願いします」

「あいよ~。お嬢ちゃん可愛いね~おばちゃんおまけしちゃう♪」



仁を置いて厨房の方に行って注文すると元気なおばちゃんが出てきた。



「ありがとうございます。あと煮魚定食と単品でから揚げもお願いします」

「あいよ~。煮魚とから揚げね。すぐできるから待っててね~」


可愛いおばちゃん。
人懐っこいっていうか、可愛いっていうか



「お嬢ちゃん、サラダと煮魚定食とから揚げできたよ~」

「はい、ありがとうございます」


料理は、5分もかからないで出来た。
早い!!


「いくらですか?」


ここは、料理が出来たらお金を払うって感じらしい。




「じゃ、お嬢ちゃん可愛いから千円でいいよ!」

「そういう訳にはいきませんよ。」



そう言って財布から5千円札を出す。


「じゃ、今度おまけするからね♪」

「楽しみにしてます♪」


















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