守られし寵妃
「美麗さんもう居なくならないで下さいね」
「うん。」
もう、いなくならないよ。
だからそんな泣きそうな瞳で見ないで。
「約束っすよ?」
「うん。約束」
仁ってば変わってないなぁ。
あの頃と一緒。
それから、ご飯を食べて教室に戻った。
サラダすっごい美味しかった♪
教室に入るとあたしの席の周りはまだ空席のままで。
まっ、関係ないから席に座って寝るけどね♪
「・・・い。」
なんか声が聞こえる。
ソラ?
「・・・・・・・・ん・・ソラ?」
「違げぇ。おい起きろ」
「・・・ん。誰?」
起きろと言われ起きると見たことがあるやつがいた。
けど名前忘れちゃった。
「龍輝だ」
あぁー。
確かにそんな名前だったわ~。
思い出し。
RAINの総長。
「何でいんの?」
「自分のクラスにいてわりぃのかよ」
ん?
こいつ今なんて言った?
自分のクラスだと!?
「えぇぇぇぇぇぇ!!」
「・・・・・うるせぇ」
「あ、ごめん。あまりにも衝撃的だったから」
だってねぇ。
RAINの総長様が同じクラスだなんて聞いてない!
仁。の奴だな。
仕組んだのは・・・・。
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