守られし寵妃




「美麗さんもう居なくならないで下さいね」


「うん。」




もう、いなくならないよ。
だからそんな泣きそうな瞳で見ないで。



「約束っすよ?」

「うん。約束」



仁ってば変わってないなぁ。
あの頃と一緒。









それから、ご飯を食べて教室に戻った。

サラダすっごい美味しかった♪



教室に入るとあたしの席の周りはまだ空席のままで。

まっ、関係ないから席に座って寝るけどね♪



「・・・い。」


なんか声が聞こえる。
ソラ?


「・・・・・・・・ん・・ソラ?」

「違げぇ。おい起きろ」

「・・・ん。誰?」


起きろと言われ起きると見たことがあるやつがいた。
けど名前忘れちゃった。


「龍輝だ」



あぁー。
確かにそんな名前だったわ~。
思い出し。
RAINの総長。


「何でいんの?」

「自分のクラスにいてわりぃのかよ」



ん?
こいつ今なんて言った?

自分のクラスだと!?


「えぇぇぇぇぇぇ!!」


「・・・・・うるせぇ」


「あ、ごめん。あまりにも衝撃的だったから」



だってねぇ。
RAINの総長様が同じクラスだなんて聞いてない!
仁。の奴だな。
仕組んだのは・・・・。
後で、絞める。










< 26 / 45 >

この作品をシェア

pagetop