守られし寵妃






あたしの鞄を持って教室を出え行ったRAIN総長様。

こいつ、絶対俺様だ!!
間違い無い!


総長様に仕方ないから部屋の番号を教え後ろをついてく。
部屋の番号を言ったとき驚いた顔をしてたけど。
まぁ、そこは・・・スルーの方向で!!


寮までに行くのに結構人に会う。
皆、総長様を見ては礼をしあたしを見て驚き固まる。

なぜ??
あたし、面白い格好してるかしら?
してないよな?
なんでだ?



「・・・・・ここか」



総長様があたしの部屋の前で止まり、何でか驚いたような顔してる。


「・・・・ほら。荷物」

「あ、ありがとう」


総長様が差し出すあたしの荷物。てか、鞄を受け取った。
で、一応お礼も言ってみた。


「俺の部屋、隣だ。なんかあったら呼べ」

「・・・・・・う、うん?」


あたしが返事する前に、問題発言を残して総長様はあたしの隣の部屋へ姿を消した・・・・・・。



はぁぁぁぁぁぁぁ!?
今、なんて言った?
俺の部屋隣って言わなかった!?
言ったよね!!
確かに、言ったよね!?


終わった。。。。
なんで、関わりたくないのに関わっちゃうのかな?


部屋のカギを開け、入り靴を脱ぎ仕事部屋にした1室に向ってパソコンを開き組の方から回されてきた仕事をする。

ハッキングとかはチョロい。
小さい頃、アイツに教えてもらったから。






はぁ~。終わった終わった。
まぁ、結構疲れたなぁ。


お風呂に入ってさっぱりしたあたしはいつの間にか目を閉じ夢の世界に旅立っていた。










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