甘い君の唇にキス~恋の秘密は会議室で~
甘い君の唇にキス
あたしは今まで、彼氏以外の人とキスをしたことなんてなかった。
もちろん一夜を過ごすなんてもっての他。
それなのに孝太は、あたしの心にスルリと入り込んで、当たり前のようにあたしに触れる。
その時の孝太は、彼氏じゃない。友達でもない。後輩でもない。
女嫌いの孝太にとって、あたしは女じゃないんだ。
だったら……
「センパイ?服脱いで」
色っぽい声色で囁かれて、頭の中が空っぽになる。
「あ……」
「じゃ、俺が脱がしちゃいますよ」
孝太の細くてキレイな指があたしのブラウスをスカートから引き出した。
躊躇うことなくボタンを一つ、また一つ外していく……