甘い君の唇にキス~恋の秘密は会議室で~
それから、息も出来ないような深いキスを繰り返して。
キスの終わりには、わざとチュッとリップ音を立てる。
口惜しいけれど、もう抵抗なんて出来ない。
なぜなら、あたしは孝太のキスに夢中だから。
「カナの唇は甘いね」
「…………」
「……もしかして、俺のアイス食べたとか?」
「ご、ごめんっ」
「ダメ、赦さない。覚悟して」
「きゃぁぁぁ」
くすぐるのは反則でしょ。
「孝太、止めて!」
床に絡み合うように転がって、甘いキスを繰り返す。
二人だけの、幸せな休日。