甘い君の唇にキス~恋の秘密は会議室で~


まぁ、そう言う事なら……

「あのさ、そんなに頻繁に家泊まるなら、部屋着持ってきてくれない?」


孝太の裸なんて見飽きたけど。目のやり場には困るわけで。

一応、あたしも女子だし。


「次、持ってきます」

「うん」

「センパイ、豚足食べます?」

「食べる!!」

明日、お肌はプルプルだ。


だけど、食べてる姿は好きな人には見せられないよね。

両手使って、デロデロになるし。

こうやって、気兼ね無く食べられるって。ま、そう言う事だよね。


「孝太、良かったね」

「あっ、聞いちゃったんですよね?本当は内緒にしたかったけど」

嬉しそうに、にっこり微笑む。

写メ撮って有料で配布したいぐらいだ。


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