小鳥と恋愛小説家




「…………小鳥……、何考えてるの?」



「ふわぁっ!?」



自分の世界に浸ってて中々戻って来ないあたしに痺れを切らしたのか………



あたしの顎をクッと持ち上げて、カナくんの目力強い瞳と視線が絡む。



「…………時々俺を置いてくよね……?」



「~~~っ!」



………も…妄想してたりします……………とは、言いづらい………っ。



「…………ん…?」



「~~~っっ!!」



それって理由を促してるってことだよね!?



か、かっこよ過ぎなんすけど………!!










< 140 / 344 >

この作品をシェア

pagetop