小鳥と恋愛小説家
■翼台風吹き荒れ中です………そして嵐の予感
頭が痛い…………。
ツバサがいったい何を考えてるのか…俺にはさっぱりわかりません…………。
いきなりの『奪ってやる』宣言に動揺してるのか
小鳥は妙なことを叫んでいたし…………。
いまいちよく意味はわかりませんが(汗)
や……でも、無理もないのか…………?
俺がしっかりして、小鳥を守らないといけない………っ。
今にもツバサにペロリと食べられてしまいそうな小鳥を見て思う。
「…………小鳥…俺が……」
守るから………そう言おうとしたんだけど……………
「………っ!」
「…………っ?」
急に勢いよく小鳥が俺を振り返り
「…………カナくん…………!!
あたしがカナくんを守ります………っ!!!」
「……………は……?」
…………どういうこと??