小鳥と恋愛小説家





「………やっぱり仲良しだよねっ?」



「…………小鳥。」



ケンカする二人を楽しそうに見る小鳥に声をかける。



小鳥は笑顔で俺を見上げた。



「…………。」



「…………!」



小さな手をそっと握りしめて………小鳥に笑顔を向けた。



おずおずと握り返してくれる感覚に嬉しくなった。








「……………また、一緒にデート…しような?」



「~~~~!!……うんっ!!」













君がいれば俺はどこにいても幸せ。



君は確かにその笑顔で……………俺を守ってくれるんだ。













「……………大好きだ。」



「~~~~!!!?」









耳元で囁いたそれに小鳥は真っ赤になって固まった。



そう伝えずにはいられなかった。








「……………あ、あたしもね…………っ」



そう言って一生懸命つま先立ちで背伸びをして俺の耳に唇を寄せて………



「…………!!」



…………小さな声で囁いた……………。








可愛い彼女はやっぱり俺の癒しです。












『……………カナくんが大好きすぎるの。』









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