小鳥と恋愛小説家
風呂からあがってタオルで濡れた髪をがしがし拭いて、ふとベッドの上に目を向けると………
「…………メール……?」
チカチカと光って俺のケータイがメールがきていることを主張していた。
「……………?」
誰だろー??
そう思いながらケータイをカチリ…………
「…………!?」
そこには―――
『どういうこと!?
あたしからのケータイに出ないってどういうことよ!?
明日覚えてなさいよ………(`□´メ)
翼』
なんて、ツバサからの恐怖のメールが…………!
「…………ちゃ…着信が3件も…………っ」
冷や汗がたらりで身の危険を感じつつも…………
「……………見なかったことにしよう……………」
そっとケータイを裏返す俺……………。
――――ブーブーブーブー!!
「……………!?」