小鳥と恋愛小説家




でもそんなことより



俺、小鳥に謝らないと…………。



ひどいヤキモチ焼いて、何も悪くない小鳥を傷つけたんだから。



メールもあるけど………やっぱり直接逢って謝りたい。



許してくれるかな………。



だけど小鳥のことだから、もしかしたら自分が悪いとか…考えてるかも知れない………。



あの子は、優しいから………。






「…………っ。」



そう思うだけで胸が痛くなった。



いつも笑顔でいて欲しいのに………俺が今きっと悲しい顔をさせてる。










ごめん。



明日








絶対にちゃんと謝る。









俺、小鳥の笑顔見ないと



――――ぜんぜん元気になれない。









< 226 / 344 >

この作品をシェア

pagetop