小鳥と恋愛小説家
「……………夢じゃないって、
――――信じさせてあげる…………。」
小鳥の顎をすくいとって、戸惑ったままの瞳を見つめて笑顔をこぼした。
「それ、どういう…………―――――!!?」
次の言葉を許さず
その柔らかな唇を――――――ふさいだ…………。
「小鳥……………俺だけに、笑って…………?」
「…………!!………………ン……」
そんなの、出来ないこと…………知ってる。
でも、言わせて。
―――――だって、好きすぎてヤバいんだ。