小鳥と恋愛小説家
でも………貴宮くんの中身は、それ以上にステキだった………。
なんか…のんびりしてて、優しい…優しい人…………。
「~~~!!」
あたし……っ、どうしよう……!!?
あんなスゴイ人好きになっちゃって………っ!!
これってさぁ…………
「………叶わない…恋…………。」
気づいて……落ち込んだ………。
記念すべき初恋は、想像だけで玉砕って…ナニ………?
「~~~!!……でも……っ!しょーがないじゃんっ!思うのは自由っ!!」
言い聞かせるみたいに叫ぶあたし………。
それよりもまずは……………
「………明日からどんな顔して逢えばいいんだ…………?」
普通に会話をしてた自分が信じられん…………。