小鳥と恋愛小説家
■マジで死にそうです……
ついこの間まで、俺は非常に浮かれてました。
だって、小鳥ちゃんと少し近づけたような気がしてて。
でも………きっと浮かれ過ぎて罰が当たったに違いない…………。
そんな俺は今、
もう………死ぬかもしれません……………。
なぜなら
「…………あ。」
「………たっ、貴宮くん……っ!!~~~っ……あたしっ、それじゃーーーっ!!」
「…………。」
可愛い可愛い小鳥ちゃんが……………
最近こんな調子で、俺と顔を合わせると逃げるんです………(泣)。
なぜ………?
理由が全くわからない………。
「………!!」
いや………!
この間送って行った時に…………言いそうになった変態ぽいこと…………!
あれ………実は、口に出してたんじゃ…………!!?
ど…ど…どうしよう……………!!?
結果的に変態ぽい感じになったんだけど………
思いとしてはただただ君が心配だっただけなんです………!!
…………ほんとに、俺、嫌われてしまったんでしょーか…………。