小鳥と恋愛小説家
「…………???」
何やら引っかかるような気もしたけど………………
よくわからないから考えるのを止めた。
「…………はぁ~~……………。」
出るのはため息ばかりです…………。
――――♪~♪~♪~!!
ぼんやりしていたらケータイが鳴った。
このうるさい着メロは……………
『………早く出ろよ。テメー。』
「…………。」
やっぱり大河…………。
『5分で用意しろ!せっかくの休日に引きこもってんな!!』
「………行きたくな………」
『5分後に行くからな………?』
――――プープープー……
あいつには………俺の話を聞くという機能が付いてない気がする。