小鳥と恋愛小説家






「…………大河は…絶対ドン引きだって……………」



戸惑いながらそう言えば………小鳥ちゃんはぱちぱちと瞬きをしながら



「………?………あぁ!あたし気にしないよっ!
だって男の作家さんて意外と多いし。

憧れの叶音さまがまさか貴宮くんだとは思わなかったけどっ!」



「………!」



あははと屈託なく笑って…………



小鳥ちゃんは何も変わることない、いつもの小鳥ちゃんだった………。













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