先生が生徒を監禁して
調教六日目
「何か、欲しいものありますか?」
そう聞いた俺に、夏川は的をいたような顔をした。
「なん、で……」
「なんでって、今日はあなたの誕生日でしょう?」
今更だ、愛する者の誕生日を覚えない奴はいない。
「欲しいもの、なんでも揃えますよ。例えば……」
いくつかの写真を見せた。
夏川の指が一枚一枚それらを見て、写真を捨てた。
捨てられた写真を拾う。
「どうしましたか?憎かったのでしょう、こいつらが」
被写体は夏川をいじめていた奴ら数名。
そいつらが別の女どもにいじめられている写真だった。
「こ、こんなの」
「いい気味、でしょう?あなたをいじめていた奴らがいじめを受けている現場を見るのは」