初恋 〜君と私の片思い〜



「………。」



「良かった。ダメだったら俺自殺するとこだった。」



「え゛!?自殺な――…ンン!!」


いきなりで頭が追いつかない。私…なにして………春樹に唇が塞がれてるの!?



「ンア…ダメ…ン!」



喋ろうとすると春樹の舌が入り込んできた。
ヤバい…意識が朦朧としてきた。なんとか離れようと胸を押したり、叩いたりするが効果ナシ…


「わ、わりぃ。平気か?」



やっと離してくれたかと思えば「平気か?」じゃないし…心配するくらいならするなって感じ。


「お前…まさか初めて?あまりにも必死だから……」



あぁそうですとも!!軽く頷く。初めてで悪いか!?ファーストキスだったのに…



「必死だったって分かってるならもっと早く離してよ!危うく酸欠になるところだったじゃん!!」



「鼻で呼吸すればいいだろ。勉強できる委員長でもこっち系は俺が一から教えなきゃな。」



これから一体どうなるのだろう。楽しい生活が送れるとは思えないけど…
こんな初恋絶対忘れない―――

《《END》》






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