氷の姫君
はじまり
ここは何処?

私は豪華な部屋の不思議なものに眠らされていた。

あたりを見回していると誰かが入って来た。

「目覚めたのか?」

「・・・・・」

私は黙ってその人を眺めている。この人、人間じゃない。直感が私に知らせる。

「あなたは、誰?」

「私はダルジェ。」

「だ、るじぇ?」

「ああ、お前は?」

「私は月華。」

「ゲッカ?。」

「ええ。あなた見た限り人間ではないわよね?」

私は直球に疑問をぶつける。

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