氷の姫君
「正しい道か・・・」
確かにこれが正しいとは思っていない。
しかし月華を助けるにはこうするしかなかった。
「私は勝手な奴だからな。」
自嘲的に微笑むと雪華が心配そうにこちらを見つめている。
「月華?」
驚いて立ち上がるとその姿は消える。
「ああ、残像か。」
よほど月華に逢いたいのだな。
そう切に感じるが現実にはならない。
おそらくシェリルが空間の歪を操り二度と月華の世界とこちらを繋げないようにするだろう。
私は時間は操れない。
「傍にいたてやりたい。」
思わず呟いてしまう。
いや、私が月華に傍に居てほしいだけかもしれないな。
確かにこれが正しいとは思っていない。
しかし月華を助けるにはこうするしかなかった。
「私は勝手な奴だからな。」
自嘲的に微笑むと雪華が心配そうにこちらを見つめている。
「月華?」
驚いて立ち上がるとその姿は消える。
「ああ、残像か。」
よほど月華に逢いたいのだな。
そう切に感じるが現実にはならない。
おそらくシェリルが空間の歪を操り二度と月華の世界とこちらを繋げないようにするだろう。
私は時間は操れない。
「傍にいたてやりたい。」
思わず呟いてしまう。
いや、私が月華に傍に居てほしいだけかもしれないな。