氷の姫君
「私はみとめないわ・・・・」

ぶつぶつと叫びながらシェリルは魔力を発する。

よけきれない!
そう思ったとき目の前が光に包まれた。

「これは・・・」

シェリルが驚愕の瞳でこちらをみつめる。
目を開けると光に体が覆われていた。

「雪姫の加護・・・」

これが、加護・・・

「っこれならどうかしら?」

シェリルは炎を無数放って来た。
私はひらりとそれをかわし変わりにシェリルの周りに氷の柱を作る。

「ふふ、狙いがずれているわよ。」

シェリルは挑発的に微笑む。

「さあ、それはどうかしら?」

私はにっこり微笑む。
そして呪文を唱えてシェリルを氷の光で閉じ込める。
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