氷の姫君
「ん?霊力で飛べるんだ!ダルジェは飛べる?」
「いや、私は飛ばない。」
「そっか。」
なんだか少しダルジェが淋しそうに笑うから私はどうしたらいいのか少し困った。
「あ、ダルジェ目を瞑って手を出して?」
「何故だ?」
「いいから!お願い!」
「こうか?」
目を瞑って手を出したダルジェの手を掴み私は空を舞った。
「ダルジェ!目を開けて!!」
「月華?」
ダルジェは困惑気味に目を開けた。
「ねえダルジェ?雪よ!綺麗でしょ?」
嬉しそうにはしゃぐ月華を眺めながら驚いた。
まさか本当に雪を降らせるとは。
雪を見たことのない自分の為に雪を降らせた月華を愛おしく感じた。
「ああ。綺麗だな。」
「でしょ?」
「月華。今夜舞踏会に行かないか?」
「ぶとうかい?」
「いや、私は飛ばない。」
「そっか。」
なんだか少しダルジェが淋しそうに笑うから私はどうしたらいいのか少し困った。
「あ、ダルジェ目を瞑って手を出して?」
「何故だ?」
「いいから!お願い!」
「こうか?」
目を瞑って手を出したダルジェの手を掴み私は空を舞った。
「ダルジェ!目を開けて!!」
「月華?」
ダルジェは困惑気味に目を開けた。
「ねえダルジェ?雪よ!綺麗でしょ?」
嬉しそうにはしゃぐ月華を眺めながら驚いた。
まさか本当に雪を降らせるとは。
雪を見たことのない自分の為に雪を降らせた月華を愛おしく感じた。
「ああ。綺麗だな。」
「でしょ?」
「月華。今夜舞踏会に行かないか?」
「ぶとうかい?」