氷の姫君
それからダルジェとレンさんはいろいろ話をしていた。

ほぼレンさんが一方的に話しているのにダルジェは相槌を打っているだけだけど。

そんな姿を見ていてとても羨ましくなった。
いいな。昔からの親友か。

私にはいないもんね。

私また一人になるのかな?

「ごめんダルジェ外の空気吸ってくるね!」

「おい、月華!」

なんとも言えない気持になり私は会場を飛び出し外に出ていた。





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