氷の姫君
「行こう。月華。」

「そうだね。レンさんを待たせてはいけないもんね。」

そう言ってベットから出て驚いた。
うわ、ドレスぐちゃぐちゃ。

「ご、ごめんダルジェ?着替えてから行ってもいい?」

私は自分のきているドレスの無残な姿にいそいでベットに
もぐる。

頭上から笑い声が聞こえる。

「ああ。さきに行っているぞ。」

「うん。」

“バタン”
扉の閉まる音が聞こえて急いでベットから出る。

あれ、ここ何処?
あたりを見渡すといつもと違う部屋にいた。

黒ベースのシンプルな部屋。
ここ誰の部屋かしら?

とりあえず後できこ!

私は急いで部屋を出た。

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