氷の姫君
「本当にごめんね。」
「いえ、気にしないでください。」
レンさんの顔を見れなくて俯いたまま答えた。
「いや、前に逢った時より強い霊力だったから月華ちゃんだって気付かなくて。」
「あ、それさっき霊力を使ったからだと思います。」
「ああ。ファードと戦っていたもんね。」
「え?どこかで見てたんですか?」
「ファードと私は意識が繋がっている。だからファードが見たものは
私も見えるのだ。」
ダルジェが丁寧に教えてくれた。
「でもなんでレンさんも見えたんですか?」
「あ、俺遠くを見れる能力があるから。ダルジェに言われてファードの気配のする方へ力を使ったから見れたわけ。」
へらへらと笑っている。
「じゃあ、迷子ってことも2人とも知ってたんですよね。」
「ああ。」
「じゃあ迎えにきてよね!」
思いっきり叫んでそっぽを向く月華。
「いえ、気にしないでください。」
レンさんの顔を見れなくて俯いたまま答えた。
「いや、前に逢った時より強い霊力だったから月華ちゃんだって気付かなくて。」
「あ、それさっき霊力を使ったからだと思います。」
「ああ。ファードと戦っていたもんね。」
「え?どこかで見てたんですか?」
「ファードと私は意識が繋がっている。だからファードが見たものは
私も見えるのだ。」
ダルジェが丁寧に教えてくれた。
「でもなんでレンさんも見えたんですか?」
「あ、俺遠くを見れる能力があるから。ダルジェに言われてファードの気配のする方へ力を使ったから見れたわけ。」
へらへらと笑っている。
「じゃあ、迷子ってことも2人とも知ってたんですよね。」
「ああ。」
「じゃあ迎えにきてよね!」
思いっきり叫んでそっぽを向く月華。