眠れぬ夜は君のせい
「嫌がってるふりして、本当はしたいんだろ?」

抵抗もむなしく、呆気なく押し倒される。

「やだっ…。

やめて…」

桜介くん…。

「抵抗したって、ムダなんだよ。

それくらい、さっさと覚えろ」

「いやあっ…!」

桜介くん…!

彼の名前を心の中で叫び続ける。

桜介くん…!

桜介くん…!

桜介くん!

私を助けて!

この人から離して!

。+゚桜子Side゚+。END
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