内緒の恋愛
「愛南、クラス表見に行こー」
目のキラキラを無くした果歩が急に進みだした
「うん…。でも、人凄いよ」
そう
クラス表の前は有り得ない位人がいる。
七瀬恭弥とか言う奴がクラス表を見に行ったせいで、取り巻きが全部ついていった。
「うー。見えない…あっ!!見えた!!一緒だ」
あたしより5センチ位背が高い果歩に任せた
「やったー」
良かったぁ
高校生活不安だったけど、果歩と同じクラスなら安心
「いやー。あたし嬉しいわ。恭弥様と同じクラスなんて」
目をハートにしながら、あたしの手を掴んでくる果歩。
ん??ん??
あたしじゃなくて、同じクラスなのは恭弥ぁ??……様。
「あたしは??果歩ぉ」
「あっ、あんたのこと忘れてた!!」
はぁーひどい。
「泣くよ…あたし」
「ごめんごめん。今すぐ見るよ」
「まだー??」
待ちきれない…
あたし果歩と違うクラスなのかな??
「あった…!!一緒~」