渇いた詩
そのあと、久弥が買ってきてくれたデザートをつまみにワインを開けた。
久弥は「コンビニだからその程度のものしかない」って言ってるけど、
今のコンビニスイーツは最早本格的スイーツなんだ。
ワインによく合う甘さだし、そのワインも絶品。
こんなに贅沢しちゃっていいのかな?
ワインをゆっくり飲むと久弥はあたしの手に自分の手を重ねて静かにキスをしてきた。
そして、あたしもそれを受け入れた。
どんどん深くなる口付けに苦しくなって久弥の胸を数回叩いた。
「あっ……悪い」
「ハァハァ……悪い、じゃないわよ!!!あんたちょっとは加減しなさいよ!!!」
「……潤んだ瞳して、頬赤くして、欲しそうな顔しててるやつに言われたくないんですけど」
「なっ……」
「欲しいならあげるよ……どうする?」
どうする、か。
あたしの答えはもう一つしかない。
「久弥が、欲しい」
もう、止まらないんだ。
久弥は「コンビニだからその程度のものしかない」って言ってるけど、
今のコンビニスイーツは最早本格的スイーツなんだ。
ワインによく合う甘さだし、そのワインも絶品。
こんなに贅沢しちゃっていいのかな?
ワインをゆっくり飲むと久弥はあたしの手に自分の手を重ねて静かにキスをしてきた。
そして、あたしもそれを受け入れた。
どんどん深くなる口付けに苦しくなって久弥の胸を数回叩いた。
「あっ……悪い」
「ハァハァ……悪い、じゃないわよ!!!あんたちょっとは加減しなさいよ!!!」
「……潤んだ瞳して、頬赤くして、欲しそうな顔しててるやつに言われたくないんですけど」
「なっ……」
「欲しいならあげるよ……どうする?」
どうする、か。
あたしの答えはもう一つしかない。
「久弥が、欲しい」
もう、止まらないんだ。