渇いた詩
「なんで……指輪なの?」


「……どこにいても、何をしてても、指輪がお守りになってくれるように」



どこか寂しそうに言った久弥に疑問を抱いたけど、


純粋にその気持ちは嬉しく思う。



「久弥が選んだやつでいいよ」


「じゃあ、これにしよう」


久弥が選んでくれた指輪を二人ではめていく。


なんだか、くすぐったいな。



その後、久弥とデパートで夕飯の材料を買って、



久弥の家に行きご飯を作った。
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