君に、会いたくなった
最悪。なんか悔しい…
先輩はこっちに気づかないみたい。
私は気づかれないうちに席に向かった。
キーンコーンカーンコーン
11時。まだまだ長い授業に飽き飽きする…
「おーい!海。どこ見てんだよ!!」
あ
今、3年生体育か……
初めて窓際の席が嬉しく思えた。
いつもなら日差しが入って来やすくて日焼けしそうでひやひやする。
頬杖ついて、運動場を眺めた。
「わりぃ、わりぃ!!」
笑ながらボールを取りに海先輩が近づいてきた。
「あっれー、こっちに来たと思ったんだけど…」
先輩は頭を掻きながらボールを探す。
「あ、美菜ー!!」
「へっ!?」
どうやら、窓際にいた私に気づいたらしい。
「こっちにボール来なかったか?」
え、えっとぉ…ボールボール………
「あっそこの木の陰!!」
先輩はこっちに気づかないみたい。
私は気づかれないうちに席に向かった。
キーンコーンカーンコーン
11時。まだまだ長い授業に飽き飽きする…
「おーい!海。どこ見てんだよ!!」
あ
今、3年生体育か……
初めて窓際の席が嬉しく思えた。
いつもなら日差しが入って来やすくて日焼けしそうでひやひやする。
頬杖ついて、運動場を眺めた。
「わりぃ、わりぃ!!」
笑ながらボールを取りに海先輩が近づいてきた。
「あっれー、こっちに来たと思ったんだけど…」
先輩は頭を掻きながらボールを探す。
「あ、美菜ー!!」
「へっ!?」
どうやら、窓際にいた私に気づいたらしい。
「こっちにボール来なかったか?」
え、えっとぉ…ボールボール………
「あっそこの木の陰!!」