君に、会いたくなった
「最悪!!最近まじでついてない!!!」
私の負け。
ほんと、これだけついてないと逆に笑っちゃうよね。
「ひゃーっ雨つよっ!!」
ザーザーと私に打ち付けるように強く降る雨に耐えながらもゆっくりゴミ箱をかかえて歩く。
このクラス、どんだけゴミ多いんだよ!?っていうくらい重いゴミ箱。走りたいけど重すぎて走れない…
くっ…重いぃ!!
「風邪ひくぞ。」
「ありがと…」
あ、海先輩と一花先輩。
2人は向き合った状態で何か話してた。なんか、告白場面みたいでちょっと気になったりして…
私はコソコソ2人の近くへ寄ってみた。
「俺、一花の事好きだから。小学校の時からずっと、一花しか見てないから…」
ほんとに告白だった。私の頭の中は「振られればいい」って気持ちでいっぱいだった。
ほんと、私って最低な奴だよね…
「ごめん…なんだかんだ言ってたけどわたし、今の彼氏が好きなんだ。」
振られちゃった……
一花先輩はそう言い残し、走って行ってしまった。
海先輩は俯いてしばらく動かなかったが、ふとこちらに気づいた。
私の負け。
ほんと、これだけついてないと逆に笑っちゃうよね。
「ひゃーっ雨つよっ!!」
ザーザーと私に打ち付けるように強く降る雨に耐えながらもゆっくりゴミ箱をかかえて歩く。
このクラス、どんだけゴミ多いんだよ!?っていうくらい重いゴミ箱。走りたいけど重すぎて走れない…
くっ…重いぃ!!
「風邪ひくぞ。」
「ありがと…」
あ、海先輩と一花先輩。
2人は向き合った状態で何か話してた。なんか、告白場面みたいでちょっと気になったりして…
私はコソコソ2人の近くへ寄ってみた。
「俺、一花の事好きだから。小学校の時からずっと、一花しか見てないから…」
ほんとに告白だった。私の頭の中は「振られればいい」って気持ちでいっぱいだった。
ほんと、私って最低な奴だよね…
「ごめん…なんだかんだ言ってたけどわたし、今の彼氏が好きなんだ。」
振られちゃった……
一花先輩はそう言い残し、走って行ってしまった。
海先輩は俯いてしばらく動かなかったが、ふとこちらに気づいた。