君に、会いたくなった
「い、いや!!好きとかじゃなくて!!てか、竹中先輩の事好きじゃないですから!!」
頭の中がぐるぐるする…
「ちょっと、傷つくなぁ。てか、海でいいよ?」
そう言って先輩は苦笑いを浮かべた。
顔が熱くなる。
それがばれないように咄嗟に顔を伏せた。
「どうかしたの?大丈夫?」
雪乃が心配そうに顔をのぞかせてきたけど、
「ごめん、用事思い出したから先戻ってるねっ」
そう言って私はその場から逃げた。
後ろから「大丈夫かな」とか「どうしたんだろ」なんて声が聞こえた。
はぁはぁはぁ…
教室に戻るなり、自分の机の上にうつ伏せになる。
一目惚れ。
初めて体験したこの感覚。これを一目惚れって言うのかな。
「みーなちゃんっ!!」
「わっ!!!」
雪乃がニコニコして戻ってきた。
そんなに笑ってると逆に怖いよ…
「美菜ちゃん、海先輩のこと好きになったでしょーっ」
………。
長い沈黙が流れる。これだけ長いと聞く側も少し心配するんじゃないかなってくらい長い。
「…そうかも。」
うつ伏せの格好のままボソッと呟いた。
今まで「年上の人は絶対好きにならない!!」なんて言ってたのに、今ここで撤回された。
頭の中がぐるぐるする…
「ちょっと、傷つくなぁ。てか、海でいいよ?」
そう言って先輩は苦笑いを浮かべた。
顔が熱くなる。
それがばれないように咄嗟に顔を伏せた。
「どうかしたの?大丈夫?」
雪乃が心配そうに顔をのぞかせてきたけど、
「ごめん、用事思い出したから先戻ってるねっ」
そう言って私はその場から逃げた。
後ろから「大丈夫かな」とか「どうしたんだろ」なんて声が聞こえた。
はぁはぁはぁ…
教室に戻るなり、自分の机の上にうつ伏せになる。
一目惚れ。
初めて体験したこの感覚。これを一目惚れって言うのかな。
「みーなちゃんっ!!」
「わっ!!!」
雪乃がニコニコして戻ってきた。
そんなに笑ってると逆に怖いよ…
「美菜ちゃん、海先輩のこと好きになったでしょーっ」
………。
長い沈黙が流れる。これだけ長いと聞く側も少し心配するんじゃないかなってくらい長い。
「…そうかも。」
うつ伏せの格好のままボソッと呟いた。
今まで「年上の人は絶対好きにならない!!」なんて言ってたのに、今ここで撤回された。