ありのまま、愛すること。

理事長室を訪ねた高校生

私は2003年から、中高生一貫の私学「郁文館夢学園」(以下、郁文館)の経営に携わることになりました。

学校を再生させるためには、財政改革だけでは十分とは言えません。

教育の場として機能しなくなっている学校の体質を変えることが必要です。

それには現場の教師たちの意識改革が不可欠でした。

子どもたちにも欠けているものがありました。

それは「夢」です。

本当に自分の夢であると胸を張って言えるものを、彼らは持っていなかったんです。

「夢」というキーワードによって子どもたちのスイッチをONにし、無限の可能性を開花させることが、私の教育です。

社会に出たとき自分の意志で歩んでいける大人になるために必要なものとはなにか。

人間として立派なこととは何だろう、社会貢献するって何だろう、また、そのために必要な知識は─。




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