ありのまま、愛すること。
─私たちは決して失望しない。決してあきらめない。なぜならここに「私の家」があるから。
ここに「私の家族」がいるから。ここは「夢追う子どもたちの家」。
私たちは決して夢を諦めない。多くの人と共に、必ず幸せになってみせる。夢を追い、夢を叶えてみせる。
この家の子として、私たちは約束する─


2010年、カンボジアでは、孤児が10万人になるといいます。

10万人のうち、現在入所しているのは81人。

あのゴミの山で出会ったリー・マンもいます。

しかし、リー・マンを迎えに行ったとき、母親は既に亡くなっていました。

やり続けてもやり続けても達成しないことにこそ、本当の幸せが宿ると信じて。

今日も「夢追う子どもたちの家」には、子どもたちの声が響いています。



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