ありのまま、愛すること。
でも、最後に石を投げられて、極悪人と同じ磔に甘んじ、「どっちを救うんだ？」と問われたときに人民はイエスに石を投げた。

イエスを殺せと言ったのは人間なんです。

しかしながら、イエスは彼ら人民のために祈り、殺される前にも祈っているんです。

「どうか、彼らを責めないでください。私がこのような憂き目にあうのは、彼らのせいではないのです」

イエスは、キリスト教のなかでいちばん大事な教えとして「自分がしてほしいと思うことを相手にしなさい」と語っています。

これを西洋の世界ではゴールデンルールと言っています。

人間にとっていちばん大切なルールだということです。

これを別の言葉に言い換えて、私は社訓として、「他人の喜びや悲しみを共有せよ」と、社員に伝え続けています。

他人の喜びに嫉妬する心に打ち勝ち、他人の悲しみにホッとするいやらしさを克服する。

他人の喜びや悲しみを共有するということは非常に難しいことですけれどね。
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