ありのまま、愛すること。
国境のない幸福
次に考えたのが、北半球一周の旅です。
事業をするためには、まず「人」、「もの」、「金」、そして「情報」が必要。
でも当時の私には、何もない状態です。
できることは、「人」とつながることしかないなと考えたんです。
それから、「時流」を読むことが先決かもしれないと感じていた。
将来の日本のビジネスの種になるものは、海外にあるのではないかと考え、欧米を巡ることにしました。
さらに、東欧がどのような状況であるのかも見てみたかった。
当時は米ソ冷戦の真っただ中です。
その東と西の戦いのなかで、世界がどのような勢力分布になっていくのか、つまり世界の「時流」を読むべき視点を持ちたかった。
そこで、北半球を一周することに決めたんです。
まず、香港に入りました。
次に南回りでヨーロッパに向かい、英国から入りました。
時計回りに北上して、次がベルギー、オランダ、スウェーデン、ノルウェー。
そしてソビエトに入って、ハンガリー、オーストリアのウィーン。
そこから南下してイタリア、そしてパリというふうに、ヨーロッパを時計回りして、米国に向かったんです。
そういう航路が、最も経済的だろうと考えました。
ひとつのパスポートで、ユーロ圏内ならば乗り放題できる「ユーレイル・グローバル・パス」というのを学生は活用できるんです。
陸路はヨーロッパ圏であれば、それで事足りたんですね。
事業をするためには、まず「人」、「もの」、「金」、そして「情報」が必要。
でも当時の私には、何もない状態です。
できることは、「人」とつながることしかないなと考えたんです。
それから、「時流」を読むことが先決かもしれないと感じていた。
将来の日本のビジネスの種になるものは、海外にあるのではないかと考え、欧米を巡ることにしました。
さらに、東欧がどのような状況であるのかも見てみたかった。
当時は米ソ冷戦の真っただ中です。
その東と西の戦いのなかで、世界がどのような勢力分布になっていくのか、つまり世界の「時流」を読むべき視点を持ちたかった。
そこで、北半球を一周することに決めたんです。
まず、香港に入りました。
次に南回りでヨーロッパに向かい、英国から入りました。
時計回りに北上して、次がベルギー、オランダ、スウェーデン、ノルウェー。
そしてソビエトに入って、ハンガリー、オーストリアのウィーン。
そこから南下してイタリア、そしてパリというふうに、ヨーロッパを時計回りして、米国に向かったんです。
そういう航路が、最も経済的だろうと考えました。
ひとつのパスポートで、ユーロ圏内ならば乗り放題できる「ユーレイル・グローバル・パス」というのを学生は活用できるんです。
陸路はヨーロッパ圏であれば、それで事足りたんですね。